以前、@ITさんでVisual Studioによるデバッグ手法の紹介の一環としてIntellTraceについて書かせていただきました。
Visual Studio 2010の新機能「IntelliTrace」 − @IT
Visual Studio 11(仮)ではIntelliTraceが強化されるそうです。BUILDでもセッションが行われていました。
Advanced IntelliTrace in production with Visual Studio 11 | BUILD2011 | Channel 9
英語のセッションなんでかなり聞くの大変ですが、デモを見るだけでも強化されたIntelliTraceの話が分かります。

  • ASP.NET向けの強化
  • データ収集のカスタマイズ
  • 開発ライフサイクル(MS用語でのALM)におけるIntelliTraceのサポート
  • PowerShellコマンドレットのサポート(おもに本番環境でのサポートをするため)

ASP.NETにフォーカスってのはありがたい話でした。デモではASP.NET MVCベースのアプリケーションでわざとエラーを起こして、PowerShellでIntellTraceを制御しています。こんな順番。

  • Start-IntelliTraceコマンドレットで開始
  • Webサイトでエラーを起こす
  • Stop-IntelliTrace(stop以外にもやれることはある)でIntelliTraceを停止する。こんな感じでVisual StudioなしでもIntelliTraceを制御していました。IntelliTraceを制御するコマンドレットは別提供になるようです(デモではいくつかコピーしてきていました)。

収集したIntelliTraceファイル(拡張子itraceファイル)をVSで取り込むと操作履歴が表示されます。これはVisual Studio 2010でも同じくやってくれます。
カスタムコレクションの設定はXMLで設定するようですね。今まではメニューでテクノロジーごとに「とる」「とらない」しか設定できなかったのですが、複数の設定をユーザーが作って切り替えられるようです。たとえば、データアクセス部分のコードのテストプロジェクトと組み合わせて、データアクセス部分のIntelliTraceのみ有効にするという活用が考えられます。
ASP.NETでの強化はちょっとうれしいので、自分でも少し試してみたいですね。